絶対に摂ってはいけない油、トランス脂肪酸

成分

トランス脂肪酸の危険 – 知らず知らずのうちに…

 

美味しい食べ物、その多くに使われる油。
しかしその油、本当に安全なもの?

あなたの街にはどのくらいの外食屋が店をかまえてますか?
私の近所ではざっと50件くらいはあるだろう。

そしてついつい頼んでしまう脂質の多い食品。
その油、本当に大丈夫?

 

脂質とは

そもそも脂質とはタンパク質、糖類と同様に三大栄養素の1つだ。
そしてその脂質には以下の3つがある。

・単純脂質(脂肪酸とアルコールエステル)
・複雑脂質(リン脂質)
・誘導脂質(脂肪酸)

 

そしてその中で脂肪酸は以下の2つに分けられる。

・飽和脂肪酸(動物性油)
・不飽和脂肪酸(植物性油) 

 

今日お話しするのは植物性油を加工したあるものだ。

 

 

最悪の油トランス脂肪酸

脂質の中でも最悪の油と言おう「トランス脂肪酸」
これは植物性油を加熱、もしくは人工的な水素添加で作られる油だ。 

トランス脂肪酸はどれくらい危険なものなのか次の項でチェックだ。

 

トランス脂肪酸のもたらす危険

トランス脂肪酸は細胞膜の形成を阻害し、免疫異常を引き起こすと言われている。
そのほかには大量の活性酸素が発生し、その毒が体に蓄積されていくのだ。

蓄積というわけで「食べるプラスチック」などとも呼ばれている。

トランス脂肪酸を取り続けると以下の病気が発症しやすくなる。

・がん
・動脈硬化
・心疾患
・動脈硬化
・コレステロール異常
・精神病 

 

トランス脂肪酸を禁止する国

そのあまりの害悪に、アメリカFDA(食品医薬品局)はトランス脂肪酸のしようを2018年以降禁止するとと発表した。

またスイスやデンマーク、オーストリアでも国内流通の禁止が言い渡されている。
しかし日本では相変わらずそう言った規制はなく、これからも使い続けられるようだ。

 

なぜトランス脂肪酸をしようするのか

理由は価格だ。安価な食品を提供するチェーン店などでは、その原材料の価格をさげたいもの。
そこでトランス脂肪酸のような安価で使いやすく、揚げ物などカラッと揚がる油は最適なのだ。

 

トランス脂肪酸を多く含む食品

 以下の食品はなるべく食べない方が良いだろう。

トランス脂肪酸を多く含む食品

・マーガリン
・ショートニング
・ラード
・マヨネーズ
・パン
・洋菓子<

 

特に含有量が多いのがマーガリンとショートニング。
これらはスーパーなどで普通に売っている上安価で購入しやすいのでついつい摂取しがち。

しかし、今後これらはなるべく摂取しないことをお勧めする。

また洋菓子やパンなどその全てにトランス脂肪酸が使用されているわけではない。
原材料名をチェックしてトランス脂肪酸が含まれているかチェックしよう。

 

トランス脂肪酸のチェック方法

ではどうやってチェックするのか。
それは原材料名をに植物油、または加工油と書いてあるかどうか。

トランス脂肪酸はその文字どおり原材料名に記載されないためついつい見逃しがち。
しかし上記の表記がされていたら要注意だ。 

 

まとめ

トランス脂肪酸は体に蓄積されていく毒だ。
自然由来のものでないためその毒性も強い。

予防法としては

・安価なファストフードで油物を注文しない
・食品の原材料名で植物油、加工油と記載されていないかどうか

自分の体を守るのは自分だけだ。
これからはトランス脂肪酸とはおさらばな食生活を!