乳酸菌に効くのは腸だけじゃない! 知っておきたい乳酸菌の話
乳酸菌と聞くと、お腹に良さそうなイメージがあるのではないだろうか。
実は、乳酸菌にはもっとすごい効果があるのだ!
乳酸菌とは
その名の通り菌の仲間で、オリゴ糖などを乳酸に変える働きを持つ。
私たちに馴染み深いのはビフィズス菌だろう。この菌は善玉菌と呼ばれ重宝されてきた。
ちなみに私たちの腸内には約100種100兆個の細菌がいると言われている。
ビフィズス菌の効果
ビフィズス菌は腸内で増殖し、乳酸や酢酸などを発生させることでその他の有害菌の増殖を抑制する働きがあるのだ。
悪玉菌が増えるとどうなるのか
悪玉菌が増えると腸内が腐敗し、アルカリ性が強くなってしまう。
そうすると腸の働きは弱まり便秘症状などを引き起こす。そうなれば余計に腸内環境が悪化するという悪循環になる。
こんなときこそ乳酸菌が必要になるというわけだ。
乳酸菌と免疫力
実は乳酸菌を摂取すると様々な病気から体を守ってくれるのだ。
例えば悪性のウイルスや、がんなどに効果的だと言われている。
体の約70%の免疫細胞は腸に集まっている。そのため腸内環境を良くすることは免疫力向上に繋がるというわけだ。
「乳酸菌がインフルエンザに効果がある」というキャッチフレーズを聞いたことがあるだろう。
これは乳酸菌を摂ることで免疫力が向上し、インフルエンザ菌撃退してくれるからだ。
アレルギーにも効果がある乳酸菌
割と多くの人が発症するアレルギーに花粉症がある。
実は乳酸菌はこの花粉症にも効果があるといわれている。
乳酸菌の一種であるFK-23株。これには抗アレルギー作用があるといわれ、花粉症対策に有効なのだ。
乳酸菌を多く含む食品
ご存知の通り、乳酸菌といえばヨーグルト。
特におすすめなのがビフィズス菌のヨーグルトだ。
これを毎日摂取すると大腸癌の予防に効果があるなど利点も多い。
まとめ
腸内環境が悪化すると便秘になり、免疫力低下を招く。
乳酸菌をとることで腸内環境を良くし、病気の予防とアレルギー対策が期待できる。
今日から乳酸菌 を毎日摂取しましょう!