必須アミノ酸の種類についてご紹介。
前回の記事で、必須アミノ酸の効果について解説した。
→実は凄かった!アミノ酸が超優秀な事実
とは言っても、具体的にアミノ酸にはどんな種類があるのか。
今回は必須アミノ酸に絞って解説していきたい。
必須アミノ酸
必須アミノ酸は全部で9種類!
バリン
イソロイシン
トリプトファン
ヒスチジン
リジン(リシン)
フェニルアラニン
ロイシン
スレオニン(トレオニン)
メチオニン
では以下で具体的に見ていこう。
1:バリン
バリンは筋肉に関するアミノ酸で、不足するとエネルギー消費を抑えるために食欲がなくなる。そうすると栄養不足になりさらなる食欲不振に。
悪循環ですね。
・牛
・豚レバー
・豆腐
・落花生
・魚介類
2:イソロイシン
イソロイシンはバリン同様筋肉を作るアミノ酸だ。
タンパク質と一緒に摂ることで効果が期待できる。
・豚ロース
・卵
・さけ
・鶏肉
・チーズ
3:トリプトファン
トリプトファンは脳内神経伝達物質セロトニンの材料になる必須アミノ酸だ。
そのため、トリプトファンが不足するとよく眠れなくなったりする。
つまりトリプトファンの不足は心身ともに悪影響を及ぼすこととなる。
・牛サーロイン
・枝豆
・牛乳製品
・卵
・カツオ・マグロ
・芋類
4:ヒスチジン
ヒスチジンはヘモグロビンを多く含むアミノ酸だ。
そのため不足すると貧血症状が発生してしまう。
比較的魚介類に多く含まれるので、魚をしっかり食べるようにしよう。
・かつお
・まぐろ
・ぶり
・きな粉
・チーズ
・豆腐
5:リジン
リジンは人体を構成するたんぱく質の組み立てに必要な栄養素だ。
またブドウ糖の代謝を良くして集中力を高めたり、カルシウムなどの吸収を促進するほか、肝臓機能の強化などの効果が期待できる。
健やかな成長に欠かせない栄養素という訳だ。
・魚介類
・牛乳
・チーズ
・鶏肉
6:フェニルアラニン
フェニルアラニンはその代謝物である神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリンの合成に関する必須アミノ酸だ。
通常の生活でこれらが不足することはないだろう。
しかし偏食がちな場合、十分に摂取できない可能性がある。
神経伝達物質に関するため、不足するとうつがちになったり、ストレス過剰になりやすくなると言われている。
・チーズ、ヨーグルト、牛乳
・大豆、高野豆腐、きなこ
・かつお、まぐろ
・肉類
7:ロイシン
ロイシンはバリン同様、筋肉に関する必須アミノ酸だ。
タンパク質の生成・分解を調整し、健やかな成長になくてはならないアミノ酸なのだ。
・鶏胸肉
・卵
・魚介類
・とうもろこし
・高野豆腐
8:スレオニン
スレオニンは成長を促進する効果や、肝臓の脂肪蓄積を抑制する。
特に育ち盛りの子どもが欠如しないようにしたい。
・豚肉
・チーズ
・高野豆腐
9:メチオニン
メチオニンは、からだの中でタンパク質生成の際、最初に必要な必須アミノ酸だ。
つまりこれが不足すると様々な障害が発生してしまう。
・豚肉
・豆腐
・鶏肉
・
まとめ
必須アミノ酸は心身の健康維持になくてはならない食品だ。
摂取は意外と簡単で
・肉類
・魚類
・乳製品
・大豆製品
の摂取で大丈夫ということだ!